非日常の時間を楽しむ「ウィーン菓子 シュトラウス」

特集No.12青森

2019.10.10

非日常の時間を楽しむ
「ウィーン菓子 シュトラウス」

昔ながらの商店街を歩いていると、突如として現れるヨーロッパ風の美しい門構え。青森駅前にある「ウィーン菓子シュトラウス」は、創業120余年の「甘精堂本店」が経営する洋菓子店。ウィーンで菓子作りの修行をした5代目社長の故・三浦祐一さんが1987年に開業したという店舗は、1階がテイクアウト、2階がカフェになっています。修業先の老舗カフェを参考にしたという内装や調度品が作り出す空間は、重厚ながら洗練された美しさがあり、静かに流れるクラシック音楽と合わせて、ちょっぴりぜいたくな気分にさせてくれます。

「ウィーン菓子は見た目は控えめですが、歴史やストーリー性に富み、そこに大きな魅力があります」と教えてくださったのは、店舗のマネージャー・嶋田博義さんです。シュトラウスの名物は、本場のレシピで作られるザッハートルテ。濃厚な甘みが特徴ですが、「日本人の口に合うように」と、甘さを抑えた生クリームが添えられています。他にも、シュニッテンやシュトゥルーデルなどの代表的なウィーン菓子をはじめ、季節の果実を使ったケーキなどを味わえます。

「これからもお客様にとって、心地の良い場所であれたら」という嶋田さんの言葉通り、店内にはゆっくりとケーキを味わいながら、読書や会話を楽しむ方々の姿が。青森の小さなウィーン、シュトラウスは今日も、訪れる人々の日常に彩りを添えています。

マネージャー 嶋田 博義さん

マネージャー 嶋田 博義さん

ウィーン菓子 シュトラウス

青森自動車道青森中央ICから車で約15分
住所
青森県青森市新町1-13-21 MAP
電話
017-722-1661
時間
11:00 ~ 17:30(LO.17:15)、テイクアウトは10:00 ~ 18:30
定休日
月曜日
駐車場
近隣駐車場を利用
WEB
http://www.strauss.jp/

※表示の価格は消費税率の改定に伴い、2019年10月1日以降に変更になる可能性があります。


ウィーン菓子 シュトラウス

1階はテイクアウトコーナー。一流菓子職人だけが取得できるウィーンの国家資格「コンディトア・マイスター」である先代の味を受け継いだ菓子はどれも絶品です。

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