日本初。五感をテーマにした「感覚ミュージアム」

特集No.8宮城

2018.10.17

日本初。五感をテーマにした
「感覚ミュージアム」

「感覚ミュージアム」は日本で初めて五感〈視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚〉をテーマにした美術館です。

「お子様からご年配の方まで、幅広い年齢のお客様がいらっしゃいます」と説明するのはスタッフの三塚美峰さん。ダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)、2つの空間を繋ぐトラバースゾーンからなる館内には、さまざまな体験を通して、楽しみながら感覚を高められる展示が盛り沢山。

ダイアローグゾーンでは実際に体を動かしながら、見る、聞く、触れるといった感覚を体験できます。「スペースアンドサウンド」では音をモニター上に可視化し、3次元ヴァーチャル空間の中で手を動かすことによって音を移動させたり、響かせたりできる不思議な体験も。

モノローグゾーンは、想像力を触発し、瞑想の世界へ誘う空間。水面のゆらめきが天井や壁面に美しく反射する「ウォーターガーデン」には、水が滴る音とともに心地よい時間が流れ、「香りの森」では、同館がある岩出山の自然をもとにした7つの香りが楽しめます。「モノローグゾーンでは、寝てしまうお客様もいらっしゃるんですよ」と三塚さん。

「館内で感覚を磨くことで、外に出た時に普段は意識していない自然の音や香りなどを感じ、想像力を高めていただくことが当館の目的です」と三塚さんは話します。同館には言葉では表せられない体験ばかり。ぜひ、ご自身の五感でお確かめください。

感覚ミュージアム 企画係長 三塚美峰さん

感覚ミュージアム 企画係長 三塚美峰さん

感覚ミュージアム

東北自動車道古川ICから車で約15分
住所
宮城県大崎市岩出山字下川原町100番地 MAP
電話
0229-72-5588
入館料
大人500円、高校生300円、小・中学生250円
営業時間
9:30 ~ 17:00(最終入館16:30)
定休日
月曜日(祝日の場合はその翌日)
駐車場
無料、50台
WEB
http://www.kankaku.org/

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9月15日~9月24日、「1000の引き出し」に入れるアート作品を募集中。作品は11月23日から開催される「第9回 1000の小箱展」で展示されます。応募規定などの情報は感覚ミュージアムのホームページをご覧ください。

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