地域に本場のパン文化を広める「hori pan(ほーりーぱん)」

特集No.6宮城

2018.04.26

地域に本場のパン文化を広める
「hori pan(ほーりーぱん)」

次々と人が入っていく、一見、普通の古民家。ここが県内外で話題の「hori pan(ほーりーぱん」です。店内は落ち着きのある和モダンな空間で、畳の上の棚には、地元の素材を活かしたパンや本格的なカンパーニュなどが並び、奥にはカフェスペースもあります。

2013年に、この地へ移転した当店。「人の縁があって、この場所に出店しました。わかりにくい所なので、不安はありましたが、いいパンを作っていればお客さんは来てくれると思っていました」と語るのは店主の堀畑俊一郎さん。子どもの頃から料理好きだったという堀畑さんは、中学生の頃から独学でパン作りを行っていたとか。お店をオープンする前には二度フランスを訪れて、歴史あるパン文化を学びました。「例えば固くなったパンは水で戻してサラダに使うとか、そういった本場のパン文化を広めていきたいです」。お店では、高齢のお客さんに切り方次第でハード系のパンでも柔らかく食べられることを伝えるなど、地道にパン文化を広めています。

一方で地域の方々から教わることも多いそうです。「近所の方に農作物の使い方や植木の剪定など、教科書には載っていない知識を教わっています」。店頭でのコミュニケーションを大切にしたいという堀畑さん。おいしい焼きたてのパンはもちろん、気さくで楽しい会話も人気の理由かもしれません。

hori pan(ほーりーぱん) 堀畑俊一郎さん

hori pan(ほーりーぱん) 堀畑俊一郎さん

hori pan(ほーりーぱん)

常磐自動車道山元南スマートICから車で約10分
住所
宮城県角田市島田字涎8-2MAP
時間
11:00~16:00
定休日
水曜日・木曜日(不定期でイベント出店による臨時休業あり)
駐車場
無料、7台
WEB
https://www.facebook.com/horipan/

【近隣の桜の名所】白石川堤一目千本桜

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清流をたたえる白石川と蔵王連峰を背景に咲き誇る、「一目千本桜」へはお店から車で約30分。一斉に咲き誇る桜並木は壮観です。
例年の見頃:4月上旬~4月中旬

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