バケツで楽しむ「遠野ジンギスカン」

特集No.4岩手

2017.09.11

バケツで楽しむ
「遠野ジンギスカン」

岩手県遠野市で「焼肉食べよう」といえば「ジンギスカン食べよう」のこと、というほど地元に根付いているジンギスカン。老舗専門店の店主が旧満州で味わった羊肉料理のおいしさを伝えようと店頭で販売したのが始まりで、当時遠野ではホームスパン用に数多くの羊が飼育されていたこともあり、冒頭のように地元の定番グルメとなるまでに普及しました。

「遠野で食べられるラム肉は厚みがあるのが特徴です。また味付けした肉を焼いて食べるのではなく、焼いた肉にタレを付けて食べる後付けが遠野スタイルです」と話すのは、遠野ふるさと村支配人の松本知浩さん。

もう一つ大きな特徴は、七輪の代わりに用いられる穴の開いたバケツ。野外でジンギスカンを楽しむ際、軽くて丈夫で持ち運びに便利なことから瞬く間に広がっていき、今ではホームセンターでも販売されています。

遠野ふるさと村ではテラス席でバケツジンギスカンを楽しむ「野外ジンギスカン」とレストラン内で食べられる「ジンギスカン定食」を用意。秋色に染まる山々の美しい風景を眺めながらゆったりと遠野の美味を味わうことができます。

遠野ふるさと村6代目支配人 松本知浩さん

遠野ふるさと村6代目支配人 松本知浩さん

遠野ふるさと村 ビジターセンター風樹舎(レストラン)

釡石自動車道遠野ICから車で約15分
住所
岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1MAP
電話
0198-64-2300
時間
11:00 ~ 16:00(ラストオーダー15:30)
休村日
年中無休 ※野外ジンギスカンは冬季期間休み
駐車場
無料100台
WEB
http://www.tono-furusato.jp/

遠野ふるさと村 ビジターセンター風樹舎(レストラン)

村内には曲り家集落や自然資料館があり往時の暮らしを伝えています。農村生活体験プログラムも充実。見学、体験をするには入村料(一般540円、小・中・高校生320円)がかかります。

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