2017.06.13
心も体も癒やされる体験いっぱい
「山の楽校」
畑の中を登っていくと、緑に囲まれた高台に赤い屋根の校舎が見えてきます。八戸市青葉湖展望交流施設「山の楽校」は、明治36年にこの地に増田文教所として開校し、平成14年度に増田小中学校としての役目を終えるまで、約100年にわたって地域の方々に大切にされてきた学校です。
閉校後もこの校舎を残したいという人々の尽力によって、体験交流と隣接する世増ダム建設を記念する施設として整備され、平成17年に「山の楽校」が誕生しました。
この地域では冠婚葬祭の宴席の「締め」には、家人が打ったそばでもてなすのが習慣です。そこで「山の楽校」では、そうしたそば打ち名人に「先生」となってもらい「そばうち体験楽校」を実施したところ評判となり、県内を中心に多くの人々が訪れるようになりました。今では豆腐や味噌などをつくる「豆の楽校」や「田んぼの楽校」、「布ぞうり、布編みのスリッパの楽校」など、地域の達人たちが活躍する体験プログラムが充実。どこか懐かしさを感じるこの空間で、自然の温もりと南郷ならではの暮らしの知恵、こだわりの食文化を実体験してみませんか。
八戸市青葉湖展望交流施設「山の楽校」
運営協議会・会長 犾舘博史さん
八戸市青葉湖展望交流施設「山の楽校」
- 八戸自動車道南郷ICから車で約15分
- 住所
- 青森県八戸市南郷区大字島守字北ノ畑6-2MAP
- 電話
- 0178-82-2222
- 開校時間
- 8:00 ~ 17:00
- 休校日
- 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12/29~1/3
- 駐車場
- 無料、300台
- WEB
- http://www.city.hachinohe.aomori.jp/
楽校長でそば打ちの名人、岩渕修一さんに妙技を魅せていただきました。(料金:大人1,500円、小人1,200円)